シキナミの歴史  ~Shikinami's History~

時代は江戸時代、黒船が浦賀に来航する2年前に遡ります。
嘉永4年8月16日、創業者である初代・敷波喜三郎は下堤町に「敷波屋」として商いを始めました。
 創業当時、敷波屋はつげの櫛を扱っていました。く(九)とし(四)を足すと十三であることから、昭和初期までは「十三屋」の屋号で呼ばれていました。
明治4年には唐物用品店として栄え、五代目・敷波喜三郎は藩政時代からの伝統文化に眼を向け、明治21年、表装裂地に重点をおいた表装材料の専門店としました。
 昭和30年頃には襖紙や壁紙等の分野にも進出し、創業から約160年以上現在に至るまで、北陸地方の室内装飾材料卸商として業界発展に努力しています。

※表装とは…布や紙などを張ることによって仕立てられた物のことで、巻物 、掛軸、屏風、襖などがあり、裂地とはそれらに張りつける布のことです。

沿革

1851年(嘉永4)8月

石川県金沢市下堤町44番地において小間物商「敷波屋」を創業

1923年(大正12)
石川県金沢市下堤町52番地に移転
敷波喜三郎商店となり表装材料の専門店となる
1963年(昭和38)10月
会社設立 株式会社敷波商店
内装材料を取り扱うようになる
1971年(昭和46)9月
金沢市武蔵ヶ辻近代化計画のため移転
石川県金沢市彦三町1丁目17番16号に本社を建設
1977年(昭和52)6月
石川県金沢市間明町1丁目235番地に間明町営業所を建設
インテリア材料部門は間明営業所に移転
1980年(昭和55)9月
富山県富山市黒崎400-1にインテリア材料部門富山営業所を新設
1981年(昭和56)9月
株式会社シキナミに改称
1982年(昭和57)
インテリア材料部高岡営業所を新設
1987年(昭和62)   
富山県富山市掛尾町524番地3号に社屋建設
富山営業所は移転し、富山支店となる
1991年(平成3)5月  
 
企業分割 表材部門を、シキナミ和風内装株式会社に独立
内装部門を、株式会社トータルインテリアのシキナミに独立
経理部門を、株式会社シキナミが引継
1991年(平成3)8月 
株式会社シキナミ 石川県金沢市松島1丁目31番に移転
2008年(平成20)9月
石川県金沢市松島1丁目31番地に社屋を建設
シキナミ和風内装株式会社、株式会社トータルインテリアのシキナミ移転
2014年(平成26)6月 
株式会社シキナミ、シキナミ和風内装株式会社、
株式会社トータルインテリアのシキナミは合併し、株式会社シキナミとなる
2023年(令和5)6月    高岡営業所を富山支店に統合